新市町・駅家町の整体|やわらぎ整体堂
TOP > やわらぎ整体堂 日記 > 左の足が痛い朝一番には重だるく何もする気が起きない
<来院者様>
80代 男性
<気になるところ>
左膝が動かない(重い・・朝起きて正座出来ない)違和感があり長い間歩けない、階段が挙がれない手すりが必要だが歩くと軽くなる(左の下肢が痩せている)
<問題点>
1)前記の様に左右での大腿部~ふくらはぎにつき左足が細い
2)左ふくらはぎに過緊張と圧迫痛が確認
3)股関節が硬くがに股になっている(腰方形筋、梨状筋上双子筋の過緊張)
3)歩行がおかしい
歩行時の分析
1)踵のセンターからの開きが5~10cm(正常値)に対して約20cm程度の開き 歩幅は約38cmに対し小刻み25cm程度・・上肢の柔軟性が無いので股関節以降の動きで歩行を行っている(安定させる為の歩幅や開き)
2)左ふくらはぎの痛みにて有痛歩行が疑われる・・足底もしくはふくらはぎ後面の痛みからの回避行為なのか?
3)中臀筋歩行をしている・・中臀筋の弱化 4)膝関節の伸ばしたまま歩いている・・関節の固定代償
各問題点からの施術方針
1)左足が右より細い・・左を有痛歩行で使わない事で筋低下を起こしているので筋力強化
2)左のふくらはぎの筋長を弛緩して血行を促し痛みを減少させる
3)股関節のがに股を修正すべく梨状筋、腰方形筋、上双子筋などの臀部の筋群を弛緩
4)3の際、膝を使っての臀筋ストレッチにて膝への痛みとクラック起こす(既往)膝関節を伸ばしたまま歩くのはこの原因かも知れない 初回、上記施術を行うその30日間(5回目)での確認
<経過確認>
1)歩行の痛み現象
2)左足の太さが左右揃う(MMTにての筋力テストも若干左が弱い感覚までに再生)
3)左ふくらはぎの過緊張とその圧迫痛は消失
4)但し、がに股と上肢の前傾は残存なので今後の課題 補足:足筋力での左右差は外観的な太さは揃う、しかし両側に中臀筋の弱化がみれる歩行を行っている自宅でのトレーニングを付け加え3週後に経過観察を行う